国家資格の消防設備士ってどんな資格?
- 2024.03.20
劇場やデパート、ホテルなどの建物はその用途や規模、収容人数に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等または特殊消防用設備等の設置が法律によって義務付けられています。これらの工事や整備を行うためには、国家資格である消防設備士の資格が必要です。
(引用参考:一般財団法人消防試験研究センター 消防設備士についてより)
つまり、消火器や火災報知器、スプリンクラーなどの消防用設備などの点検や整備、工事を行うためには消防設備士の資格を取得する必要があります。
消防設備士免状には複数の種類があり、免状の種類によって工事ができる作業の幅が変わります。
甲種(特類)では特殊消防用設備等、
甲種又は乙種では、
第1類が屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、共同住宅用スプリンクラー設備
第2類が泡消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、特定駐車場用泡消火設備、
第3類が不活化ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備
第4類が自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備、共同住宅用自動火災報知設備、住戸用自動火災報知設備、特定小規模施設用自動火災報知設備、複合型居住施設用自動火災報知設備
第5類が金属製避難はしご、救助袋、緩降機
乙類では、
第6類が消火器
第7類が漏電火災警報器
と細かく免状が分けられています。
消防設備士の資格取得によって作業を行うことのできる幅が広がるなどスキルアップに繋がります。
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